インダストリアルメタルのオリジネーターとして知られる英バーミンガムのバンドが、1989年にリリースしたファーストアルバム。淡々としたマシンビートと重厚なメタルギターサウンド、そしてダミ声のヴォーカリゼーションで大きな影響を後進に与えた名作。メタリックなリフメイクだけではない変幻自在のJustin Broadrickのギターワークと、ガリガリとドリルで穴を開けていくようなG. C. Greenの硬質なベースを中心に、本作にはセカンドギターとしてPaul Nevilleも参加。もともとNapalm Deathの初期メンバーとして知られるBroadrickだが、ここにグラインドコアの速度はなく、重く沈む込む米ノイズロックとも共振するような世界観を提示。徹底して情け容赦のない冷徹で殺伐としたサウンドを構築している。