Crack the Skye

Crack the Skye

21世紀のメタルシーンにおいて最前線に立つバンドが、2009年に発表したアルバム。通算4作目、メジャーからのリリースでは2作目となる。パール・ジャムやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを手掛けたブレンダン・オブライエンをプロデューサーに起用し、サウンド面で進化を遂げている。ひたすら音圧で攻めるだけでなく、より立体的な音像を獲得したことによって、彼らの最大の特徴である曲のダイナミズムは、さらにスケールアップを果たした。曲構成も前作の「Blood Moutain」では3〜5分程度の楽曲で構成されていたが、本作は10分を超える楽曲も含み、特にラストナンバーの"The Last Baron"は、12分を超える大作に仕上がっている。 歌詞は、宇宙の抜け道とも言えるワームホールから帝政ロシアの怪僧ことラスプーチンまで、さまざまな題材からインスパイアされている。また、アルバムタイトルの「Skye」とはドラマーのBrann Dailorが15歳の時に亡くした妹の名前で、タイトルナンバーでは彼がリードヴォーカルをとっている。